Starless and Bible Black

お久しぶりです。クリムゾンの話。
もはや誰も待ってないかも知れませんが、自分の趣味なので書かせてください。

いつかCDのライナーなんか書きたいなあ。
過去音源が再発しまくりなんで、もしかしたらチャンスはあるかも知れませんね。(笑)

さて、前回の1973年11月のアムステルダムでの公演を収録したライブ盤「The Night Watch ~夜を支配した人々~」に引き続き、今回はそれから数ヶ月後に発表されたスタジオ盤(といっていいのか?)の
Starless And Bible Black を紹介します。


メンバーは

Robert Fripp / Guitar, Mellotron & Devices
David Cross / Violin, Viola, Keyboards
John Wetton / Bass ,Vo
Bill Bruford / Percussion


このアルバムは73年の秋ツアーのライブ音源と74年の1月にレコーディングされたスタジオ音源が編集されたもので、曲により印象が異なります。

演奏が洗練されてきて素晴らしいものになっていたのでライブでの即興演奏に頼った形なんでしょうか?
全体的にライブ音源が多いです。

しかし、スタジオで録音された曲の完成度が素晴らしいのでもっと聴きたかった、とゆうのが個人的な印象。
でも初めてクリムゾンを聴いたのがこのアルバムなので思い入れも強いです。
それを抜きにしても素晴らしいアルバムですが。


1曲ずつ紹介すると。

1.The Great Deceiver
これは素晴らしい。スタジオでレコーディングされた曲ですがライブで洗練されまくった演奏と楽曲自体の良さでこのアルバムで個人的に一番好きな曲。
後々のライブでの演奏も素晴らしいですがスタジオでのこのテンションは圧巻。

2.Lament
同じくスタジオレコーディングされた音源。これも素晴らしいです。
この時点でこのアルバムの印象は決まった感じです。
この曲は後のライブ演奏でさらに強力になっていきます。

3.We'll Let You Know
これはライブ音源。73年10月23日のグラスゴーでの即興です。
即興か!?と疑うほど完成度が高い。この時期のバンドとしてのすごさがよく分かります。
ブラッフォードのアプローチがたまりません。

4.The Night Watch
このアルバム一番のメロディアス(正しい表現か分かりませんが)な曲。大好きな曲ですが、普通なかなか考えられないイントロがライブ音源、それ以外がスタジオ音源というもの。
思いっきりましたねえ(笑)違和感はありませんが、どうせならイントロも録音したらよかったのに。
ギターのメロディーが素晴らしい。

5.Trio
前回紹介したライブCD「The Night Watch」に収録されているものから。きれいなメロディーがクロスのバイオリンから聞こえます。
ドラムはいません(笑)

6.The Mincer
これもライブでの即興。これは即興っぽいかも。
歌が入っていますが、作品的ではありません。

7.Starless And Bible Black
タイトル曲なのにこれもライブ音源。73年と74年では即興の雰囲気も全然違うのですがこれは73年の即興の一例になる気がします。
でもタイトル曲は作曲してスタジオで録音してほしかった(個人的)

8.Fracture
これも「The Night Watch」収録の音源にダビングが施された音源。
この曲は「作曲」されていてしっかり楽曲が構築されています。
「この時期の代表曲は?」ときかれてこの曲をあげる人もいるんではないでしょうか?
ライブならではの演奏のいい部分と楽曲としての完成度でラストを飾るにふさわしい曲です。
このギターは恐ろしい。とりつかれてます(笑)



どうしてもこの前後の作品が名盤とされるのでなかなか目立たないですがこのアルバムは個人的には好きなアルバムです。
一番脂がのっている頃に録音されたものなのでバンドとしての勢いを感じます。

ウェットンの歪みまくったベースも、ブラッフォードのパーカッションとしてのドラムも、スタイルとして、この時に形になったんじゃないかと思います。
今後のメンバーの活動に大きな意味をもたらしたアルバム。。。ってゆうのは言い過ぎかな(笑)


このアルバムを発表してすぐ、クリムゾンはまたツアーに出ることになります。
ここからまたさらなる試練と進化が始まります。

自分達の演奏で精神的に追い込まれるほどギリギリの状態で演奏するようになっていきます。

このメンバーのクリムゾンも解散まで時間はあとわずかです。
何が起こるんでしょうか!?
スポンサーサイト

AA240_.jpg
前回の紹介した「太陽と戦慄」を発表して3月からツアーに出ていたクリムゾンですが、73年7月に一度ツアーを終えて、すぐさま9月から再びワールド・ツアーに出ます。
9月19日から始まり、北米、イギリス、ヨーロッパと、11月29日のマドリッドまで、休むことなくライブを続けます。

そのツアーの後半、1973年11月23日のアムステルダムでのライブ音源が今回紹介するThe Night Watch ~夜を支配した人々~です。
これはずーっと昔からブート(海賊盤)で出回っていた有名な音源で、ブート嫌いなロバート・フリップがブート潰しも目的として出された音源です。(笑)


曲数も多いのでまずは収録曲を。

●CD1
1.Easy Money
2.Lament
3.Book Of Saturday
4.Fracture
5.The Night Watch
6.Improv : Starless And Bible Black

●CD2
1.Improv : Trio
2.Exiles
3.Improv : The Fright Watch
4.The Talking Drum
5.Larks' Tongues In Aspic Part II
6.21st Century Schizoid Man


David Cross / violin, viola, mellotron
Robert Fripp / guitar, mellotron
John Wetton / bass guitar & vocals
Bill Bruford / drums

個人的な好みでの感想を言えば、そんなに聴きまくりはしないアルバムです(笑)
もともとBBCでの放送を前提としてあったためか、演奏はこの時期の特徴である破壊力のある演奏とゆうよりは安定したまとまりのある演奏で、全然悪くはないのですが、あまり聴かないアルバムになってます。

ただし聴き所はたくさんあって、このライブは 次に発表されるアルバム、Starless And Bible Blackに収録されているライヴ音源の元ネタとなっているので、なにがスタジオでダビングされたのか、ミキシング、編集がどうゆうふうにされたのかが分かりマニアとしては大事な音源です。

1.Easy moneyは「太陽と戦慄」に収録されているスタジオ版とはまったく違う演奏になってます。僕はこっちの方が好きです。ジョン・ウェットンのブリブリなベースが好き。

CD1の3.Book Of SaturdayやCD2の2.Exilesの歌モノはこうゆう安定した演奏の中なので素晴らしい出来です。

5.The Night Watchはイントロがスタジオ版に採用されています。
後半にストリングスの音を出していたメロトロンが故障。
ノイズが入ってならなくなるところまでしっかり聴けます(笑)
こうゆうトラブルがライブの楽しみでもありますよね。演奏している方もどうトラブルを乗り越えるかがスリルがあって楽しかったりします。

CD2の4.The Talking Drumから 5.Larks' Tongues In Aspic Part II への流れは素晴らしいですね。
特にThe Talking Drum はこのメンバーでは大ハズレがないですね。
ここではこの時期らしい演奏が聴けます。


本当はこのアルバムはスタジオ版を紹介してからの方が良かったかも知れませんが、演奏時期としてはこっちが順番なので紹介しました。
正に脂ののっているこのメンバーでの折り返し地点の演奏。
後期のさらなる変化とはまた違う良さがありますので是非!
70年代クリムゾンのライブを聴きたければ、これからはいるのがいいかもしれませんね。


このライブの後1974年1月からスタジオに入り次作の「Starless And Bible Black」の制作に入ります。この日のライブ音源にスタジオでダビングされたモノなどが収録されるのですが、その出来はいかに。。。

太陽と戦慄(紙ジャケット仕様)

はい、クリムゾンの話です。お待たせいたしました。
今回は前々回に紹介した「Earthbound」の続きから話していきたいと思います。どうぞよろしく。

前回のEarthboundのラインナップ2が解散した1972年の3月からわずか4ヶ月後、フリップはメンバーをそろえます。
ここではフリップ的にも満足のいく人選が出来たそうで、自身の勢いもついていたんでしょう。
ラインナップ3のメンバーはこんな感じ。

ロバート・フリップ/ギター、メロトロン
デヴィット・クロス/バイオリン、ビオラ、メロトロン
ジョン・ウェットン/ベース、ヴォーカル
ビル・ブラッフォード/ドラム
ジェイミー・ミューア/パーカション、ドラム

ドラムには「YES」で活躍中だったビル・ブラッフォードが参加。「もっとドラムがうまくなりたかった」と語るビルは69年にクリムゾンのライブを見て以来ずっとファンで気になっていたみたい。
ベースは「ROXY MUSIC」「FAMILY」などで活動していたジョン・ウェットンで後にブラッッフォードと「UK」を組んだり、YESのギタリストでもあるスティーブ・ハウらと共に「ASIA」を結成、成功を収めています。
そしてこの編成の重要人物(要注意人物?)である、ジェイミー・ミューアは「The Music Improvisation Company」というフリーインプロヴィゼイション集団(といってもメンバーは基本的に4人ですが)に参加していてクリムゾンにも重要なインプロヴィゼイションの要素を注ぎ込み、ビル・ブラッフォードにも打楽器奏者としての大きな影響を与えた。
そしてこれまではサックスやフルートがリード楽器をとって来たクリムゾンには新しい風となったバイオリニスト、デヴィット・クロスが参加。

多彩で新しいメンバーが決定して9月4日から彼らはリハーサルを始めます。
そして10月にはドイツのZoom Clubでお披露目ライブ(音源もあります)、TV出演を果たし(音源あります)12月15日までイギリス・ツアーを、翌1973年1月から2月にかけて本アルバムをレコーディングします。
レコーディング中に行われた、2月10日のマーキーでのギグにおいてミューアは鎖を振り回したり、激しいステージングの為、ステージで負傷してそのままクリムゾンを脱退したと言われていましたが、実際は僧侶になることをきめたミューアが脱退したいとマネージメントに申し出たところマネージメントサイドの判断で、メンバーや表向きに発表されたウソだった事が以前紹介した本「風に語りて」に書いてありました。

しかし激しいステージングなのは事実でドイツで出演したビートクラブという番組の映像(現在廃盤ですが)を見ればよくわかります。
毛皮をまとい高々と積まれたパーカッションに囲まれてウロウロしながら叩きまくるミューアはまるで檻の中ののようです(笑)

CDの紹介をしていきますと、このアルバムはフリップの自信、勢いの通りクリムゾン史上でも名盤とされていて、名曲揃いです。

一曲目の”Larks' Tongues In Aspic, Part One ”(太陽と戦慄パート1)はこのラインナップになって変わった事、フリップが求めていた物がはっきり形になった曲といってもいいと思います。
事実、この「Larks' Tongues In Aspic」シリーズは現在でも続いています。クリムゾンを表す曲といていいでしょう。
イントロのミューアのパーカッションから怒号のようなメインパートへ流れるスリリングさや後半のミューアのキープするブラッフォードのドラムにけんかを売ってるように(笑)絡むドラムが聴き所です!これはマジで凄い!!

二曲目は”Book Of Saturday ”。先ほどの「太陽と戦慄」とは全く違い、静かな歌モノ。地味ではありますが、この曲のフリップのギターはいい。なかなか思いつくもんではないし、弾ける物ではない!(殆どそうですが)
湿っぽいウェットンの声も聴き所です。

三曲目は”Exiles ”この二、三曲の流れは歌、バイオリン、地味なフリップのギターが聴き所ですな(笑)
ミューアは歌を壊さないように裏方に徹しています。ただ叩きまくるだけが脳じゃないのはさすがです。
ちなみにイントロのフレーズは69年のラインナップ1でライブで披露していた「Mantra」を進化させたもの。テーマフレーズが同じですな。

四曲目は現在オダギリジョーのTOYOTA istのCMでおなじみの(?)”Easy Money ”
CMで聴く機会の多い曲なのでテレビでも聴いてもらえるとは思いますが、金属音とヘヴィなギター、歌が印象的な曲。
ライブではこの曲は威力を発揮します。スタジオ盤とはだいぶ印象が違います。
個人的にはスタジオ盤はおとなしく感じます。かなり好きな曲です。

五曲目は”The Talking Drum ”。次の曲へのつなぎのような曲ですが単なるつなぎとはちがい、次の曲への予感をしっかり表現した曲。まあ、次曲とのセットとして考えないと聴けないかもしれませんね。ライブも良いですが、スタジオ盤も素晴らしい!

六曲目はトーキング・ドラムからの流れで来ました、クリムゾン史上もっともフリップのリフが素晴らしい”Larks' Tongues In Aspic, Part Two ”。これは一曲目のパート2です(笑)
恐ろしいほどザクザク刻むギターとタイトかつヘヴィなブラッフォードのドラムが絡みます。後半はまたツインドラムの応酬!!後々にも演奏され続ける名曲です!
これまたスタジオ盤も素晴らしい!!

以上、捨て曲は一切ない名盤です。これはクリムゾンを聴くならはずせない物になると思います。
ここまで充実した作品をつくれたフリップはさぞ、嬉しかったでしょう!(笑)
70年から続いていた困難もようやく落ち着くかに思えましたが、アルバムが発表されるころには先ほど言いました理由により重要人物のミューアが脱退!

ミューア抜きになったクリムゾンですが、勢いに乗ったクリムゾンはへこたれる事なく(笑)
3月16日から7月2日まで続くイギリス、ヨーロッパ、アメリカ・ツアーに旅立ちます。
ここからこのラインナップの進化が始まります。
その進化はあまりも強力で自らの身を滅ぼす事になるくらいになっていきます。

がそんな話はまた後日。。。

クリムゾン・キングの宮殿―風に語りてクリムゾン・キングの宮殿―風に語りて
(2007/07/27)
シド・スミス

商品詳細を見る


久しぶりにクリムゾンのお話でもしましょうか。

とはいっても、今回はCDの紹介ではなく、僕が往復約40時間の船旅で読破したマニアックかつ、音楽的、ビジネス的、ストーリー的にも興味深い「クリムゾン・キングの宮殿~風に語りて~」を紹介します。

この本が出たのを知ったのは街の本屋さんにぶらっと立ち寄った時の事。たまたま平積みにされている(今思うと平積みされるってすごいな)この本を発見!
知らなかったので衝撃的な出会いやったんですが、出版されたのは今年の7月27日。クリムゾン関係のものとしてはすごく最近です。

本の中身はクリムゾンに人生を狂わされた人の代表(笑)であるシド・スミス氏が膨大な情報や過去のメンバーや家族などの周辺の人物の証言や貴重な写真(フリップのアマチュア時代の写真まで!!)を交えてクリムゾンの歴史を紐解いていくという内容。

クリムゾンとしてはマニアックな内容ではあるが、1つのバンドの歴史、物語としても十分に見応えのある内容です!

バンドが歩んできた長い苦難の道がハッキリ分かります。
たくさんのもめ事の内容もアーティストとしてのエゴもあれば、バンドの権力関係もあれば、お金の問題もある。
あれだけのバンドや音楽を続けて行くことがどれだけ大変か、フリップがどれだけ人間的に嫌なヤツか(笑)、クリムゾンのバンドとしての信念が何故生まれたのか、メンバーがそれぞれどれだけ音楽に対してストイックで向上心があるのかが良くわかります。ホントに勉強になりました。

これはミュージシャンなら一度は読んだ方が良いと思います。本当にこの人達はすごいです。
っていうかミュージシャンでなくても、もうすぐ結成して40年になるバンドの歴史を知って見る価値は十分あると思います!

最後にはアルバム毎の(新作Power To Believeは載ってないですが)これから聴こうとする人にはあんまり向いていないマニアックな「アルバム全曲解説」もあって読み応え十分!
(笑)

このブログでの紹介と併せて読んでもらえたら何となく嬉しい(笑)

アースバウンド(紙ジャケット仕様)

最近ずっとしていなかったので久々にクリムゾンの話でもしましょうか~。
ってことで前回が大分前やったんでリンクを張っておきますが前回は初期クリムゾン(69~72年)の中で僕が一番好きなアルバム、Islandsを紹介しましたが今回はそのIslandsが発表されてから出たツアーからのクリムゾン初のライブアルバム、Earthboundを紹介します!

前回紹介したIslandsから約3ヶ月後の1972年2月11日からアメリカツアーは始まるのですが、ここまで色々ありました、ほんと。
作詞家兼照明を務めてきたピート・シンフィールドは人間関係のもつれから脱退したのですが、ロバート・フリップとは方向性の違いから、他のコリンズ、ボズ、ウォーレスからはライブ中にシンフィールドのならすシンセサイザーの効果音がうっとうしいだとかいわれてたみたいで、かなり現場の空気は重かった事が想像できます(笑)

一方、ブルースをやりたがる3人と独自の音楽性を追究するフリップとの間にも亀裂が生じ、事実上解散状態のままレコード会社との契約の消化のためにアメリカツアーに出る訳です。色々あるでしょ?

メンバーの亀裂はステージ上でもあからさまに演奏に出ていて、このアルバムでは音と音の殴り合い(マジで)が聴けます。
しかもステージ上にカセットレコーダーをおいて録ったものなので音質は酷いものです。
音質があまりにも酷いために当時発売は廉価盤として発売され、アメリカでも発表されなかったんです。
ロバートはこれを初のオフィシャルブートレッグ(公式海賊版)だといいました。

内容の方ですが、これは聴く前に覚悟しておいたほうがいいです。心臓の悪い人はやめといた方がいいかもしれません(これもマジで)
音質もありますがその音と音の戦いが凄まじい事になってます。下品ともいえるくらい(一応誉めてます)の荒々しい演奏で音の塊となってます。

1曲目のクリムゾンの代表曲、21st Century Schizoid Manはオリジナルの知的で繊細な印象を完全にぶち壊して破壊的な音を出しています。これはもうパンクです(笑)
この曲はツアー初日の演奏なんですが、こんなライブを生で観たら1週間は耳から離れないと思います。聴くとゆうより体感!って感じ。最高です。

2曲目のPeoriaは日付は変わってツアーも終盤の3月10日の演奏。
これはただの即興とゆうよりジャムです。音楽的な面白みはあまりないですが、フピッル以外の3人の主張であるブルースがベースになるので、3人はのびのびと、フリップはなんとかついていこうと必死です。
そんなフリップを馬鹿にするような感じで3人は盛り上がっていきます。

3曲目はIslandsから、The Sailors Tale。しっかり作られた曲ではやはりクリムゾン的なものなのでブルース色はおとなしめ。でもお互いの人間関係を表すような緊張感のある演奏。
これもまた素晴らしいです。テープ切れのためか、途中で急にフェイドアウト(笑)

4曲目はタイトル曲であるEarthbound。これも即興とゆうよりもジャム。
3人の主導の演奏をバックになんとか違う方向へもっていこうとするかのようにフリップが
弾きまくります。

5曲目はシングル「catfood」のカップリングで、ライブではおなじみのGroon.。
これは原曲はジャジーなテーマに間が即興で入り込むような曲なんですが、ここでも即興パートはブルースっぽい感じのものに。
やっぱりドラムとベースにサックスがブルースをやりたいならブルースよりになってしまうんでしょうね。
ドラムにシンセをかまして音を変化させ足りもしてますが、これはお遊び程度。

全体的に演奏も音質も荒く、この時期の特徴として、71年まではフリーの部分はジャジーだった部分がブルース色強めになってます。
楽しめる部分はやはり音の威力ですかね。聴いただけで鳥肌が立つような、心拍数が上がるような演奏は素晴らしいのひと言です。

このアルバムを発売する頃にはバンドはやっぱり解散。フリップは一人になってしまいます。
でもこの頃のクリムゾン(フリップ)には勢いがあったんでしょうね。
ツアーが終了して解散した4月からわずか3ヶ月でメンバーをそろえて活動を再開する事になります。
そこから今のクリムゾンにも通じる、重要なものを見つけていく訳です。
次回はどうなっていくんでしょうか??お楽しみに~!!