30歳の終わりと31歳の始まり。

自分の誕生日当日をライブで迎えるようになって3年目。
毎年、この日は賑やかに過ごしていますが、誕生日の前日6/20と当日6/21にライブしたのは初めて。

30歳の終わりと31歳の始まり。

別に普段年齢を意識して生きているわけではないので(今何歳かもすぐ出てこない)正直これといって思い入れはない。
昔に比べて歳とったんやなあとかは感じるけども(笑)

ただ、誕生日を祝われるのが苦手な僕も、ただみんなと一緒にワンマンと言う形で自分の音楽をわーわー言いながらやれることが嬉しいです。
その気持ちは毎年強くなってる気がします。
そして「ああ、また1年無事にやってこれたんやなあ」と思う。


なのでなんだか気合が入る6月のワンマン。
まずは京都から振り返りたいと思います。


6/20は京都 拾得。
去年の4月から沢山ライブをしてきたこのお店で初めてのワンマン。


6/20京都拾得 セットリスト


1, 釣りに行こう
2, べっぴんさんがゆく
3, そうだ、今日はいつもより部屋をきれいにしよう
4, レインレイン
5, グッデイサンシャイン
6, 通勤電車男

7, 嵐のハイウェイ
8, マチガイナイ
9, カワイイベイビー
10, Saturday night(Bay City Rollersカヴァー)
11, ユリリガドミー(新曲)
12, 叫びたいのさ
13, 欲望
14, ヘイヘイヘイ!
15, 雨男

アンコール
1, 歌を歌おう(弾き語り)
2, 雨が降っても
3, 西へ東へ

ダブルアンコール
1, マイウェイのハイウェイ


拾得は椅子やテーブルが置いてあって、ご飯食べたりお酒飲んだりするお店でライブの演奏する時間があるという形式のお店。
日本ではあまりありませんが、海外では一番ポピュラーなライブの形かもしれません。

なのでみんな座っている状態でライブがスタート。
これをイメージして最初はアコースティックな編成から始めてみました。

前半はアコギを持ってじっくり演奏。
やっぱり「べっぴんさんがゆく」や「レインレイン」をやるには拾得の雰囲気は素晴らしいですな。

「通勤電車男」は初めてこのメンバーでアコースティックアレンジに。
エルビス・プレスリーのようなイメージで。これもとてもいい感じ。


少しずつ会場の熱も上がってエレクトリックパートへ。
今回のワンマンは曜日にちなんだ新しいカヴァーを演奏することにしまして。
この日は土曜日ということで、

Bay City Rollersカヴァーの「Saturday night」

これがまた盛り上がって、盛り上がりすぎた(笑)
自分の曲よりも盛り上がったんと違うかというくらい(笑)
会場が揺れてたもんね。

そしてこのワンマンからの初めましての新曲「ユリリガドミー」を初披露。
今年出来た曲でガラパゴスで早く演奏したかったこの曲。とても好評で良かった。
今後の自分の新しい方向なんじゃないかと思う。これから演奏していくのが楽しみです。


アンコールを頂いて弾き語りで「歌を歌おう」。

終わってみたらなんかもう一曲弾き語りでやる雰囲気になったので急遽「雨が降っても」を。
急遽でしたが、途中から木下さんと川西さんが入ってきて、最後は3人で演奏してた。
なんだかとても嬉しかった。予定調和では出来ないなんというかライブやなあと実感。
二人からの31歳のプレゼントのような気持ちでした。

全て終わったと思ったら時間が余っていたからか、更にアンコールを頂いたので、これままた急遽「マイウェイのハイウェイ」を。

何度もやっているとはいえ、突然やるのはとても怖いもので(笑)
でもなんかのこの日は出来てしまう空気があったんやろうなあ。

最初から少しずつ盛り上がって最後に突き抜けるようなライブでした。
30歳最後のライブは、なんだか自分的にグッとくるライブでした。



翌日は東京に移動して、吉祥寺へ。
気がつけば31歳になっていて、ライブが終わるまではあんまり実感がなかった一日。(笑)

6/21吉祥寺プラネットK セットリスト

1, マチガイナイ
2, LET IT GO
3, カワイイベイビー
4, 雨男
5, 栄光のマウンテン

〜アコースティックコーナー〜
6, そうだ、今日はいつもより部屋をきれいにしよう
7, グッデイサンシャイン
8, 釣りに行こう

9, グッドモーニング
10, 君に会いたい
11, 日曜日よりの使者(THE HIGH-LOWSカヴァー)
12, ユリリガドミー(新曲)
13, 叫びたいのさ
14, 欲望
15, ヘイヘイヘイ!
16, 雨が降っても

アンコール
1, 歌を歌おう
2, 西へ東へ

ダブルアンコール
1,マイウェイのハイウェイ


この日はプラKならではの音響、照明。
信頼のできる仲間と一緒なので、それを最大限に活かせるライブに慣ればいいなあと思ってこのセットにしました。

最初から飛ばしていきまして、京都にはなかった「LET IT GO」や久々に「栄光のマウンテン」などで激しく駆け抜けて、アコースティックコーナーへ。

リズムマシンを使って「釣りに行こう」をやったり、木下さんがウクレレを弾き僕がスチールギターを弾いて「グッデイサンシャイン」をやったり。

この日はなぜか会場に大量にハエが発生(笑)
ライブ中にブンブン飛び交う妙なライブになりまして、それがある意味空気を潰し、ある意味空気を作りました(笑)

この日だけの「グッドモーニング」や「君に会いたい」を挟みつつカヴァーは日曜日ということで
THE HIGH-LOWSのカヴァーで「日曜日よりの使者」。

これもまた盛り上がる。
なんだかハッピーになりますね。
みんなで大合唱。皆いい顔してました。

新曲はもちろんこの日も演奏。
すごい沢山の人に気に入ってもらえたようでよかった!


最後まで駆け抜け、アンコールはここでも弾き語り。
ここに弾き語りを入れるのには訳があって。

普段「フジタユウスケ」として自分で曲を作り、歌詞を書き、歌を歌いギターを弾いてます。
ガラパゴスという最高なバンドメンバーでも活動していますし、バンドでの編成が自分の音楽にとって一番の表現方法だとも思っています。
このお二人をきっかけに知ってもらったってこともあるやろうし、「フジタユウスケとガラパゴス」は一つのバンドのように大事にしているつもりです。

でもやっぱり自分の音楽は自分一人でもきちんと届けられないとイヤやなあとも思うのです。
色んなきっかけで僕の存在を知ってくれた皆さんに、きちんとフジタユウスケの音楽で向き合いたいなと。

弾き語りやバンドで活動しているけど、どちらも違った要素で最高のフジタユウスケの音楽であるようにいつも意識していきたいなと思っています。
それを好きになってもらわないと始まらないしね。

そんな事もあって自分の音楽をガラパゴスのお二人にも聴いてもらいたいという気持ちもあって「歌を歌おう」を歌いました。

そして最後、なぜかというか、やっぱりというか、ダブルアンコールが来たので予定にはなかったものの、前日やった「マイウェイのハイウェイ」を京都よりも安心してやることが出来ました(笑)
この日は「ハッピーバースデートゥーユー」と川西さんの掛け合いが入って、初めての「マイウェイのハイウェイ」でした。
素敵なアレンジにしてもらいました。


31歳初めてのライブは、自分にとってじんわりしみるようなライブでした。


2日間どちらにも言えることは、嬉しかったってこと。
なんかいつもとは違う感情ですね。

祝ってもらうことは苦手ですが、皆が自分の事で集まってニコニコして自分の歌を歌っているのはとても素敵なことやなあと思いました。

31歳になりましたが、まだまだやりたいことはつきないし、当分終わりそうにもありません。(笑)
もっと色んな事を、色んな人達と、色んな所でやれたらいいなと。


そうやって気がつけばヨボヨボになってればそれが一番理想的。
沢山の仲間に囲まれてのワンマンは今年もまた特別なものになりました。


皆さん、ありがとうございました!!
そしてこれからもフジタユウスケとよろしゅうお頼もうします。


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バースデーピラフ

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バースデーケーキ


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ハエを見上げる


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フジタユウスケとガラパゴス!

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みんなありがとう!!


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自分の音源を振り返る 〜グッドモーニング 編〜

さてさて、久々に自分の音源を今更振り返るシリーズ書きます。

今回振り返るアルバムは、フジタユウスケとして3枚目となる、そして初となるフルアルバム。

発売してから結構経ちますが、最近は特にこのアルバムは本当に沢山買っていただいてます。
ありがとうございます。

最近手に入れた人もいるでしょうし、ずっと前から持っている人にも新鮮な感じで大事に聴いてもらえうように、今の自分の視点で振り返りたいと思いますよ。

よろしゅうに。



2011年11月23日発表。「グッドモーニング」。

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演奏メンバーは今ともう変わらず、
木下裕晴さん(Ba.)、川西幸一さん(Dr.)、山田雅人君(Dr.)、伊東ミキオさん(Key.)
という布陣。


今はなき河口湖スタジオで録音、ジャケット撮影したアルバム。
これを撮影した直後閉鎖されました。

ユニコーンを始め沢山の人が名曲を残してきたある意味伝説的なスタジオ。
僕の初めてのレコーディングもここでした。

すごく思い入れも強く、そして音もよく。
環境がとても良かったでんです。
レコーディングが終わったらみんなでひろーい宿泊施設のリビングの床で部屋飲み。
その日録音した音源や好きな音楽をかけて盛り上がって。

そういうコミュニケーションが取れることもとても重要でそれがこのスタジオのいいところやったんではないかと思います。

GM REC Studio


GM REC amp

アンプいっぱい。

この頃にはPUFFYでツアーもガンガンやっていて、レコーディングもツアー中で終わったら翌日にはツアーに合流するというなかなかタイトなスケジュールでした。
そういうこともあってPUFFYのお二人にコメントを頂いたりと(オフィシャル参照)色んな所で盛り上がりを見せてました。


ではでは、曲を振り返っていきたいと思います。


01. グッドモーニング
タイトル曲からのスタート。
この曲はライブなどで披露せずにアルバム聴いた人が初めて聴くことになった曲。
あっという間に曲も歌詞もアレンジも出来てしまった曲で、「こりゃいいのできた!」と出来た瞬間分かりました。
作っている時には川西さんとレコーディングすることが決まってたので、川西さんが叩いているイメージが出来た時からすごくあって。
それでこのアレンジになったんです。
歌は一発で。コーラスは顔から火が出そうになりながら録りました(笑)
Bメロのギターは録音した後にオルガン用のレスリー・スピーカーに出力して曲聴きながらエフェクト効果を変えたりしてなかなか意欲的。
今でもライブでよくやります。出だしの部分を色んな人に真似されるようになりました(笑)

02. Take it easy
この曲は元曲はやっぱりThe Bandのあれ。と思うかもしれませんが作った時は特に意識してなかったです。
染み付いている曲なんでしょう。
こういう曲のアプローチがすぐさま掴める人達とのレコーディングなのでスムーズ。
一番演奏の出来が良くない最初のテイクが一番いい雰囲気やったので間違えていようが、ドラムが不思議なことになっていようが、その雰囲気が「Take it easy」やねー。ということでOKにした(笑)
弾けてないぞ!ってとこが結構ある(笑)
ミキオさんのオルガンとピアノが感動的。
でもこの曲は自分が次のステップに進むんやなあとすごく感じた曲。
自分の曲なのに、なんでか人の曲のように、客観的に「いい曲やなあ」と思える曲。

03. オーイエー
自分で言うのもなんやけど、僕はこの曲の歌詞がすごく好きで。
例のごとく大したことは歌ってないけど、その大したこと言ってない感じが好き(笑)
なんかうまく書けたなあと今でも思う。
ギターソロも含め殆ど演奏は一発撮りで終了したストレートな印象。
ソロの掛け合いがいいね。
川西さんが最後に登場するのはたまごのシェイカー振ってる時のアドリブ(笑)
軽いノリで聴けていいですな。

04. 釣りに行こう
ドラムはシュノーケルの山田雅人君。ピコピコ言ってるウッドブロックも雅人君。
彼がこのレコーディングで一番力を発揮したのはこのウッドブロックでした(笑)
歌をアコギとベースとドラムとタンバリンとウッドブロック。
全く弾けなかったバンジョーを一生懸命弾いたりしてます。
「バウっ」は大滝詠一さんの影響ですね。
最後は跳ねる魚、僕を呼んでいるよっということで水の音。
これはタカタク氏に桶に入れた水でピチョっとやってもらいました。

05. べっぴんさんがゆく
京都の曲シリーズ。ゆるい曲が続きますね(笑)
所々でビートルズのあのフレーズが出てきます。がなかなか気づかれないでしょう。
VOXオルガンがカワイイ。ピアニカもとても素敵。
歌詞に仕掛けがあって、サビのところの京都のべっぴんさんが、かいらしく言う歌詞の頭文字を取るとべっぴんさんの隠された気持ちが出てきます。
あほ・・・・
うまいこといわはる。こわいこといわはる。

06. 栄光のマウンテン
これまでのゆるい雰囲気をぶち壊す、爆音の曲。
アンプの真空管がドライブしているのがよく分かるね。これがオーバードライブってやつですね。
オルガンもドラムもベースも轟音で実際なっている音を聴いたら耳潰れるんじゃないかと思います(笑)
この曲はソロの中でも最古の曲の一つで、White roomと同じ時期に出来た曲。
ソロの初ライブもこの曲からスタートしたのを覚えてます。
それから数年経ってこのタイミングでレコーディングしたのは自分がこの曲に見合うようになったから。
かなり難しい曲で演奏の技術も必要でしたし、歌詞の内容も。
いい形で残せたなと思ってます。

07. マイウェイのハイウェイ
この曲は今でもライブでよくやりますが、盛り上がりますね。途中でEAGLESが出てきたりしますが(笑)
ツアーを本格的にやりだしたからなのかな。こう言う曲ができたのは。
ハイウェイばっかり走るようになってきた時期ですし(笑)
珍しくストラト弾いてます。右のチャンネルがそうですね。
合宿レコーディングも慣れた時に録ったのでバンドの空気もいい感じ。
コーラスがお気に入り。ブラスや掛け声も入って賑やかな曲ですな。テンション上がります。
最後はおふざけ。右と左で雅人君の笑い声が交互に出てくるのが鬱陶しい(笑)
彼はレコーディングこんな感じでミキオさんにタップリイジられてました。

08. Stag Boogie
前作の「カントリーロード」に引き続き、インスト曲。
なんだかバタバタとせわしないドラムにミキオさんの転がるピアノが逸品。
なんかテレビとかで使ってくれないかなーみたいなイメージで作ったのですが、使われることはなく。(笑)
こういうこともしっかりやりますよ!ってのをやろうということで。
ブライアン・セッツァーのイメージ作りましたが、パブロックな香りもしていい感じです。
ギターはグレッチではなくGibsonの335。
なので音が固めです(笑)

09. 雨が降っても
最後はもう定番になりつつある大事な曲。
曲のテーマとしては天気シリーズの雨の曲から、晴れ間が見えてきた、と言う感じ。
自分自身や周りの環境が変わってきたからなんでしょうか。
こう言う歌詞が自然と出来たのかもしれません。
しかしこの曲は難産でした。歌詞はすぐ出来ましたが、曲は全く違うサビが付いていたり。
納得いかなくてしばらく寝かしては作っての繰り返しでこの形になりました。
色んな事があって思い入れの強い曲になりました。



とまあ、こんな感じで総評としては、「バランスがいい」という感じです。
激しい曲。ゆるい曲。楽しい曲。
曲順や曲調のバランスは今まで出したものの中でも一番バランスがいい気がします。

それにこれまでの2枚とはサウンドにしても、曲にしても、歌詞にしても。
世界観がガラッと変わった気がします。
それは技術の向上とかもあるかもしれませんがやっぱりミュージシャンとして仲間が増え、一つの向かうべき道筋ができていたからなんじゃないかと思います。

自分でも気が付かないうちに環境が自分に影響を与えたのは大きいのかなと。
バンドとしてもこの今で言うガラパゴスDXが主となった構成は出来上がりつつあったんでしょう。


もちろんどの作品にもある、「ああやっとけばよかったなー」とか「この曲今ならあの機材使うのに」とかいっぱいありますが、とても今の自分でもしっくりくる作品です。

だんだんやりたいことが難しくなってきているなとも客観的に聴いてても思います。
次のアルバムはさらにこれを突き進めた感じの「Good Luck」になります。

いつになるかわかりませんがまた更新したいなと思います。

ちなみに今までの作品の振り返りはこちらからどうぞ。

自分の音源を振り返る 〜一竿風月 編〜

自分の音源を振り返る 〜Goodday Sunshine 編〜


次回もおたのしみに!!!